<image>

Baseline Widely available *

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since July 2015.

* Some parts of this feature may have varying levels of support.

The <image> は SVG の要素で、 SVG 文書内に画像を含めます。これはラスター画像ファイルや他の SVG ファイルを表示することができます。

SVG ソフトウェアが対応する必要がある画像形式は JPEG, PNG, および他の SVG ファイルです。アニメーション GIF の動作は未定義です。

<image> で表示される SVG ファイルは画像として扱われます。外部リソースは読み込まれず、 :visited のスタイルは適用されず、ユーザーと対話することはできません。動的な SVG 要素を埋め込みたいのであれば、 <use> を外部 URL で使用してください。 SVG ファイルを含めてその中でスクリプトを実行するのであれば、 <object> を <foreignObject> の中で使用してください。

メモ: HTML 仕様書は、解釈時に <image> を <img> の別名として定義しています。この仕様書の要素とその動作は SVG 文書またはインライン SVG 内のみのものです。

使用場所

カテゴリーグラフィック要素、グラフィック参照要素、描画可能要素
許可されている内容任意の数、任意の順序の以下の要素。
アニメーション要素
説明的要素
<animate>、<animateMotion>、<animateTransform>、<discard>、<script>、<set>、<style>

属性

x

原点から見た画像の水平位置です。 値の型: <length> | <percentage>; 既定値: 0; アニメーション: 可

y

原点から見た画像の垂直位置です。 値の型: <length> | <percentage>; 既定値: 0; アニメーション: 可

width

画像が描画される幅です。 HTML の <img> とは異なり、この属性は必須です。 値の型: <length> | <percentage>; 既定値: auto; アニメーション: 可

height

画像が描画される高さです。 HTML の <img> とは異なり、この属性は必須です。 値の型: <length> | <percentage>; 既定値: auto; アニメーション: 可

href

画像ファイルの URL を指します。 値の型: <URL>; 既定値: none; アニメーション: 不可

preserveAspectRatio

画像の拡大縮小方法を制御します。 値の型: (none | xMinYMin | xMidYMin | xMaxYMin | xMinYMid | xMidYMid | xMaxYMid | xMinYMax | xMidYMax | xMaxYMax) (meet | slice)?; 既定値: xMidYMid meet; アニメーション: 可

crossorigin

CORS リクエストの資格情報フラグの値を定義します。 値の型: [ anonymous | use-credentials ]?; 既定値: None; アニメーション: 可

decoding

画像を同期的にデコードするか非同期的にデコードするかをブラウザーに指示します。 値の型: async | sync | auto; 既定値: auto; アニメーション: 可

xlink:href

画像ファイルの URL を指定します。 値の型: <URL>; 既定値: none; アニメーション: 不可

DOM インターフェイス

この要素は SVGImageElement インターフェイスを実装しています。

例

SVG 内における PNG 画像の基本的な描画:

SVG

html
<svg width="200" height="200" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">
  <image href="mdn_logo_only_color.png" height="200" width="200" />
</svg>

結果

仕様書

Specification
Scalable Vector Graphics (SVG) 2
# ImageElement

ブラウザーの互換性