display_override

  1. background_color
  2. categories
  3. description
  4. display
  5. display_override Experimental
  6. file_handlers Experimental
  7. icons
  8. id
  9. launch_handler Experimental
  10. name
  11. note_taking Experimental
  12. orientation
  13. prefer_related_applications Experimental
  14. protocol_handlers Experimental
  15. related_applications Experimental
  16. scope
  17. scope_extensions Experimental
  18. screenshots
  19. serviceworker Experimental 非標準
  20. share_target Experimental
  21. short_name
  22. shortcuts
  23. start_url
  24. theme_color

Experimental: これは実験的な機能です。
本番で使用する前にブラウザー互換性一覧表をチェックしてください。

display メンバーは、開発者が推奨するウェブサイトの表示モードを決定するために使用されます。これは、要求された表示モードに対応していない場合に、ブラウザーが次善の表示モードに代替するプロセスに従います。高度な用途では、この代替プロセスでは十分でない場合があります。

display_override メンバーは、 display メンバーを使用する前にブラウザーが考慮する一連の表示モードを開発者に提供することで、これを解決しています。この値は表示モードの配列であり、順番に考慮され、最初にサポートされた表示モードが適用されます。

表示上書きオブジェクトは表示モード文字列の集合で、利用可能な値は以下の通りです。

browser

アプリケーションはブラウザーやプラットフォームに応じた一般的なブラウザータブや新しいウインドウで表示されます。 これが既定値です。

fullscreen

利用可能な画面の領域をすべて使用し、ユーザーエージェントのクロームは表示されなくなります。

minimal-ui

アプリケーションの外見は、単独のアプリケーションのようになりますが、ナビゲーションを制御するために最小限の UI 要素が表示されます。 要素はブラウザーによって異なります。

standalone

アプリケーションの外見は、単独のアプリケーションのようになります。 これは、アプリケーションに別のウィンドウを持たせたり、アプリケーションランチャーに独自のアイコンを追加したりすることができるようになります。 このモードでは、ユーザーエージェントはナビゲーションを制御するための UI 要素を除外しますが、ステータスバーなどの他の UI 要素を含めることはできます。

tabbed Experimental

アプリケーションは、単一の OS レベルのウィンドウ内に、複数のアプリケーションコンテキストを含めることができます。 対応しているブラウザーでは、これらのコンテキストをどのように表示するかを選択できますが、一般的なアプローチは、それらを切り替えるためのタブバーを提供することです。

window-controls-overlay Experimental

この表示モードは、アプリケーションが別の PWA ウィンドウにあり、デスクトップ OS 上にある場合にのみ適用されます。 この場合、ウィンドウ制御のオーバーレイ機能が利用できるようにします。これは、ウィンドウの全領域がアプリのウェブコンテンツに使用され、ウィンドウの制御ボタン(最大化、最小化、閉じる、およびその他の PWA 固有のボタン)がウェブコンテンツの上にオーバーレイとして表示されるものです。

以下の例では、ブラウザーは以下の表示モード代替チェーンを fullscreenminimal-uistandalone の順番で考慮します。

json
{
  "display_override": ["fullscreen", "minimal-ui"],
  "display": "standalone"
}

仕様書

Specification
Manifest Incubations
# display_override-member

ブラウザーの互換性

関連情報